
口腔がんとは
他人事ではなく
早めに検査を受けるのが肝要
日本国内でも口腔がんの患者数は増加傾向にあります。
がん全体から見れば口腔がんの比率はかなり低いのは変わりませんが、患者数が増えるにつれて死亡者数も増え続けているのが現状です。
初期段階で口腔がんを発見しすぐに治療を始めれば、十分に回復させられる可能性はありますし、後遺症もほとんど残らないケースが多いです。ただ、運悪く進行してしまって手術が避けられなくなった際には、顎の骨や舌を切る必要があったり、顔の形がやや変わってしまったりして、それにより日常のさまざまな動作(息をする・話す・食べる・飲む)すら難しく感じるようになり、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)が下がってしまうことがあります。
定期的に検査を受けることで、口腔がんの早期発見が可能になります。いつも普通にできていた動作がしづらくなって大変な思いをするようなことにならないためにも、積極的に検査を受けましょう。
Oral Cancer
CHECK!
口腔がん早期発見チェックシート
- 1日にタバコを40本以上吸う
- 口内炎が2週間以上治らない
- 噛んだ傷が治らない
- 最近、歯が浮くような感じがする
- 赤くただれている
- 舌が動かなくなった
- 下唇や舌がしびれる
- 毎日、日本酒3合以上飲む
- 抜歯した傷が治らない
- 入れ歯が当たってできた傷が治らない
- 白っぽいできものがある
- かたいシコリにふれる
- 口が開きにくくなった
Cause
口腔がんの原因
- 喫煙や飲酒等の
生活習慣 - タバコの煙には発がん物質が含まれており、吸うたびに口の粘膜を傷つけています。傷ついた細胞が何度も修復を繰り返すうちに、がん化しやすい状態へ変わっていくのです。
お酒も粘膜を荒らす原因となるため、喫煙と飲酒の両方を習慣にしている方はリスクがさらに高まります。 - 歯並びの悪さ
- とがった歯や傾いた親知らずが、舌や頬の内側に当たり続けていることがあります。痛みがなくても、同じ場所が繰り返し傷つくと、細胞に異常が起こりやすくなるのです。
ご自身では気づきにくいため、定期検診で粘膜の状態を確認しておくと安心です。 - 入れ歯・詰め物・
被せ物の不具合 - 少し当たるけれど我慢できると放置していませんか。
合わない入れ歯や欠けた詰め物が同じ箇所を傷つけ続けると、細胞が変化してがんにつながる恐れがあります。違和感があれば早めに調整を受けることをお勧めいたします。 - むし歯・歯周病
- むし歯や歯周病を放っておくと、歯ぐきや周りの組織に炎症が続きます。炎症が長引くほど細胞の入れ替わりが激しくなり、その過程でがんの芽が生まれやすくなるのです。
お口を清潔に保つことは、がん予防にもつながります。 - HPV(ウィルス)
- 子宮頸がんの原因として知られるヒトパピローマウイルス(HPV)は、口腔がんにも関係しています。
感染しても症状がないまま長く潜伏することがあり、扁桃や舌の奥にできるがんで陽性率が高い傾向です。 - その他
- 栄養の偏り、慢性的なストレス、睡眠不足による体力の低下なども関係しているといわれています。
毎日の食事や生活リズムを整えることが、予防の第一歩となります。
Inspection
当院の口腔がん検査

「もしかしてそれ、口腔がん?」
なかなか治らない口内炎など、お口の中で気になるところはありませんか?
2週間以上経っても症状が治らない場合、口腔がんの恐れがあります。
口腔がんは早期発見が大切です。
当院では、口腔内蛍光観察装置「ORALOOK」を導入し、口腔がんの早期発見に取り組んでいます。
最低でも年に1回は「口腔がん検診」を受診しましょう!
口腔がん検診費用は「無料」です!
定期検診時や治療時に疑わしい所見がございましたら、口腔内蛍光観察装置を使用して検査を行います。
また、初めて受診していただく患者様も「無料」です。
CHECK!
口腔内蛍光観察装置「ORALOOK」

口腔がん・口腔内検診システム機能を搭載した口腔内蛍光観察装置「ORALOOK」での検査はとても簡単です。
およそ5分間、お口の中にLEDの光をあてて何か異常がないか観察するだけです。
必要に応じてお口の中を写真撮影することもありますが、患者様が痛みを感じることはほぼありませんので、安心して検診を受けていただけます。
Flow
口腔がん検診の流れ
-
Step01
問診票の記入
普段の暮らしかた・ライフスタイルについて詳しく記入をお願いします。その中で口腔がんになる要素の有無を確認します。
-
Step02
視診・触診・写真撮影
患者様のお口の中を実際に見て異常がないかを確認する「視診」、ゴム手袋をつけてお口の中を触り、不自然に盛り上がっているところやしこりなどができていないかをチェックする「触診」を行います。もし気にかかる部分があれば、お口の中の写真をお撮りします。
-
Step03
ORALOOK
(オーラルック)を使った
観察・写真撮影さらに異常がないかより詳しく調べるために、口腔内蛍光観察装置「ORALOOK」でお口の中をLEDの光で照らし、しっかりと観察します。
そして「ORALOOK」の撮影機能を使ってお口の中の写真をお撮りします。 -
Step04
検査結果をもとに
カウンセリング患者様に今のお口の中の状態を報告し、今後についてのカウンセリングを行います。
もし治療が必要でしたら、その内容を詳しくご説明した上で進めていきます。
