義歯・入れ歯

義歯・入れ歯について

入れ歯には、色々な種類があります。
保険適用のもの、材料や作り方の違いにより、保険適用外の物などその種類は様々です。
保険適用でも十分に患者様が納得していただけるような症例もありますし、また保険適用外でも色々な理由により患者様にご納得していただく義歯を作るのが難しい場合もあります。
歯の本数により若干値段は違いますが、歯一本単位での値段ではありません。
ただし、どんなに合っている入れ歯でも天然の歯には及びません。(噛める効率はおよそ3割と言われています)
患者様のニーズに合わせて、ご提案させていただきます。(各入れ歯には適応がありますので、歯や骨の状態によりできない場合があります)

失った歯をそのままにしていると危険です

むし歯や歯周病、あるいは外傷などにより歯を失った場合、人口の歯で失った歯を補完します。
この場合、歯の機能的な補完や見た目の補完だけだと思われている方も多く、「特に気にならないからそのままでいいや」と放置されている方を見かける事があります。
それはとても危険な行為です。なぜなら、歯は、空いたスペースに移動する、という性質を持っているからです。
例えば、上の歯が抜けたままになっていれば、噛み合う下の歯は少しずつ上に向かって移動しはじめます。また、左右の歯も空いたスペースに向かって倒れはじめるのです。つまり、1本の失った歯によって、口腔内全体のバランスが崩れはじめてしまうのです。

口腔内全体のバランスが崩れる事で、噛みにくくなってしまったり、しゃべりにくくなってしまう、といった悪影響が出始めます。
そうならないよう、歯を失った際にはしっかりと治療をおこないましょう。

失った歯を補う治療

歯を失った場合の治療方法は大きく3つあります。インプラント、入れ歯、ブリッジです。 それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。症状や歯の状態によっては行えない治療もありますので、しっかりとCTを使って、見えない部分まで確認して判断する必要があります。(当院にてCT撮影が可能です)

 

インプラント

ブリッジ

入れ歯

保険適用 なし あり あり
メリット
  • 天然歯のように違和感なくかむことができる。
  • かむ力は天然歯の約80%回復することができるので、固い物をかむことができるようになる。
  • 隣の歯を削る必要がない。
  • よく噛めることにより、全身的な健康にも良い影響を与える。
  • 固定式であるため、装着しても違和感があまりない。
  • 材料選択により、天然歯と遜色ない審美的な修復が可能。
  • 保険適用も可能 (使用する材料に制限あり)。
  • ブリッジでは対応できないような大きな欠損も有効な治療。
  • ブリッジのように両隣りの歯を削る必要がない (代わりにバネで固定する必要がある)。
  • 保険適用も可能 (使用する材料に制限あり)。
デメリット
  • インプラントを顎の骨に埋め込む為の手術が必要となる。
  • 全身の疾患等により治療ができない場合がある。
  • 定期的なプロフェッショナルケアを受け、指導を下にセルフケアを実施する必要がある。
  • 保険適用外治療。
  • 修復物の固定のため、両隣の歯を削る必要がある。
  • 支える歯の負担が大きくなり、将来的にその歯を失う原因となる可能性がある。
  • 連結部の隙間の清掃不良により不衛生になりやすい。
  • 治療部位により、空気が漏れて発音に支障がでることがある。
  • 固定の為のバネより隣の歯への負担が大きい。
  • かむ力が健康な状態に比べて30%〜40%くらいになる。
  • 頻繁に手入れする必要がある。
  • 口の中に違和感を感じやすくガタつきやすい。
  • 食べかすにより不衛生になりやすい。

入れ歯の種類

金属床義歯

床の部分が金属なので、薄い、割れにくい、熱の伝わりが良い等の利点があります。
床の部分に用いられる金属は3種類あり、それぞれに特徴があります。

主な特徴

  • コバルトクロム床・・・オーソドックスな金属入れ歯
  • チタン床・・・軽くアレルギー反応も起こりにくい材質
  • 金床・・・熱の伝わりが良く身体に優しい素材

コンフォートデンチャー

入れ歯の裏側に生体用シリコーンというクッション性の高い素材を貼り付けるものです。合わない入れ歯の場合は、新しく生体シリコーンを組み込んだ設計でその方に合った設計にすることができます。

主な特徴

  • 痛くなくよく噛める
  • 安定して外れにくい

フレキサイトデンチャー

入れ歯のバネが歯茎の色をしており、金属の色が見えず自然な仕上がりとなります。 維持の部分のみ金属となり、素材も普通の素材より強いものを使っています。

主な特徴

  • バネの見えにくい入れ歯

バネの見えにくい入れ歯

部分入れ歯をお使いの皆さんは、金属のバネを歯にひっかけていらっしゃると思います。このバネにより、入れ歯を横揺れやしずみ込みからなるべく防いでいる仕組みです。
噛む力はかなり強いので、バネも強い維持力や把持力を持つ金属でないと簡単に折れてしまいます。これがバネが金属である理由の一つです。しかし、奥歯にバネをかけるならともかく、前歯にかけていらっしゃる方は見た目が気になる方も多いのではないかと思います。

その悩みを減らすために『バネが見えにくい入れ歯』があります。
入れ歯の素材も普通のものより強いプラスチックを使い、バネも歯ぐきの色に近いものを使い、見た目に入れ歯とわかりにくい構造になっています。
見た目を良くする、普通の入れ歯より強い樹脂を使う・・・という一歩進んだ治療のため、保険適用ではありませんが、見た目を気にされる患者様にはお勧めです。

義歯・入れ歯の料金表

入れ歯のよくある質問

Q
入れ歯の種類にはどんなものがありますか?
A
入れ歯には様々な種類があります。大きく分けると、本体が樹脂(レジン等)だけのものと、一部金属を使ったものに分けられます。
また、中には柔らかい素材で、口腔との密着性が高いものもあります。
入れ歯をお考えの場合、事前に医師と相談し選ぶことをおすすめします。
Q
入れ歯は目立ちますか?
A
多少は義歯と分かる面もありますが、弾性樹脂義歯など金属部分が見えない義歯もあります。詳しくは医師までご相談下さい。
Q
入れ歯を長持ちさせる方法はありますか?
A
長持ちさせるためには、まず定期的に検診を受けることが必要です。就寝時は取り外し、水の中に入れて保存して下さい。
また、入れ歯は高温に弱いので、入浴などは特に問題ありませんが、サウナ等を利用される場合は入れ歯を取り外すことをおすすめします。
Q
入れ歯は市販の歯磨き粉で磨いても良いですか?
A
入れ歯の歯磨きは、土台となるプラスチックやシリコンを傷つけないように注意が必要です。普通の歯磨き粉は研磨剤がたくさん入っているため、傷がつきやすくなり、そこに歯垢が付着し歯周病になりやすくなるので、入れ歯には入れ歯専用の歯磨き粉を使用してください。